2015年3月28日土曜日

世界のともだち・フィリピン


写真家の石川直樹さんの新作絵本「世界のともだち・フィリピン」を謹呈いただきました。ありがとうございます!

「世界のともだち」は偕成社の80周年記念企画。一流の写真家のみなさんが現地を取材し、撮りおろした写真絵本シリーズです。世界36カ国を紹介する予定で2014年より順次刊行されています。
http://www.kaiseisha.co.jp/special/friends/

石川さんは「バングラデシュ」と、
今回の「フィリピン」をご担当です。

山の民イフガオ族のネリくんの天真爛漫な笑顔がいいですね。
フィリピンから沖縄へ移住する人をよく耳にするので
なんとなく親近感はあったのですが、
知識としてはあまり詳しくなかったので
この絵本で初めて知ることがいっぱいありました。
ひとくちにフィリピンといっても
7000以上の島があって、
多様な文化・社会が存在すること。
ネリくんのように、
海抜千数百メートルの場所で暮らす人びとがいること。
などなど。

でもいっぽうで、
宮古島にもたくさんある「ビデンス・ピローサ」の種を
服にくっつけて遊ぶ様子や(私も子どものころ遊んだ)、
あちこちにあるという神様の像は御嶽のようで、
親しみを感じました。

「世界のともだち」シリーズは
宮古島市の小学校図書館もコレクションしています。
全部読んだよー、と子ども達から聞きました。人気のようです。
新作が早くもありんこに仲間入りしたので、
子ども達もきっと喜びます。
石川さん、ありがとうございます。


取材日記(偕成社サイト)
 2015/04/01 棚田の村、バナウェへ 
 http://www.kaiseisha.co.jp/special/friends/diary/5761/

 2015/04/08 イフガオ族の兄弟 ネリとラム
 http://www.kaiseisha.co.jp/special/friends/diary/5764/

 2015/04/28 (編集部より)フィリピンを刊行しました!
 http://www.kaiseisha.co.jp/special/friends/editors/5967/
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石川さんには、
昨年の秋に企画した写真展でとてもお世話になりました。
ほかにも、ありんこのスポンサーにご参加や、
これまでの旅やエベレスト登頂のエピソードを
小中学校で授業いただいただくなど、
宮古島の子ども達のためにお力添えをいただいてます。


今年の夏には、
「K2」という高さ世界第2位の山の登頂へチャレンジするそうです。

ほぼ日刊イトイ新聞
旅は続く。驚きたいから。

ー石川直樹さんに、あらためて、いろいろ訊くー。

私には想像もつかないですけれど、
とても厳しい山のようです。
登頂がんばってください!、というよりは
お元気に帰ってきて
また宮古島にも来て下さいね、
って思ってます。



石川直樹 写真展 「ARCHIPELAGO 宮古島」
http://stmp2014.tumblr.com/

ウェブサイト
http://www.straightree.com/