３月２１日、春分の日の夜にイベントを開催しました。
おすすめの本をゆるゆると語り合う、
題して「ブックトークナイト」。
会場はBook Cafe Breatheです。
ゲストのみなさんと、
ご紹介いただいた本のタイトルです。
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●松谷初美さん（宮古島方言マガジンくまから・かまから主宰）
「父の詫び状」向田邦子
ほか 向田邦子全集＜新版＞第６巻／文藝春秋
向田邦子 暮らしの愉しみ／新潮社
向田邦子の遺言 向田和子／文藝春秋
「犬とわたしの１０の約束」
●高校生のかなえ＆かな
かなえちゃん
「佐賀のがばいばあちゃん」島田洋七／徳間書店
かなちゃん
「伏―贋作・里見八犬伝」桜庭一樹／文藝春秋
●佐藤穂貴さん（ほっぺ歯科 院長）
「ぐりとぐら」
・黒澤秀男さん（宮古テレビ アナウンサー）
「一杯のかけそば」
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ひとり１５分くらいを目安に、
おしゃべり感覚でのトークです。
ゲストのみなさんは、私からお誘いしたり
ご紹介いただいたりのご縁でお集りいただきました。
年齢も、お立場もそれぞれの、
バラエティ豊かなメンバー。
「家族」もしくは「自由」テーマで
本をお選びいただきました。
どんな展開になるんだろう〜、
と企画しておいて思っていたのですが、
これがもう楽しくて楽しくて！
初美さん、向田邦子さんがとっても好きなんですね。
１５分のトークに４冊（さらに別の作家さんのエッセイを３冊）
テーブルに積み上げていました。
「父の詫び状」を紹介するくだりで
特に惹かれたのは父親の苦労を知る場面。
きっと家族を支える「強さ」を垣間みたシーンでもあるのかな、
と勝手に想像してました。
ゆららちゃんは中学２年生。
大切な存在だった飼い犬の思い出を
小学生の頃に読んだ本とともにお話いただきました。
自分の考えをしっかりと持ち、
伝わるように表現のできるお嬢さん。
びっくり、というより感動しました。
高校生のかなえちゃん。
今回のゲストに最初にOKをいただきました。
初めてのことにも
「やってみよう！」って前に踏み出してくれる姿勢を
とても嬉しく思いました。
「がばいばあちゃん」は学級文庫で出会ったそう。
読むと元気になれる、大事な作品だそうです。
同じく高校生のかなちゃん。かなえちゃんのお友だち。
理知的な雰囲気で、すらすらとストーリーや
ポイントを話していました。
どうしてこの作品なの？と尋ねると、
「登場人物の兄弟の描写が対照的で、そこがいい」
とのこと。なるほどー。
佐藤さんはー、
ものすごくタレント性のある方です。
引き出しいっぱい。お話おもしろい。
「ぐりとぐら」はお母様が読み聞かせしてくれた
大事な思い出の一冊。
「ぐりぐらぐりぐら」を歌うように読んでいたそうで、
実演もいただきました（しかも２回もお願いした 笑）
黒澤秀男さんが
今回来ていただけると聞いて、
すごくテンションあがりました。
子どもの頃からテレビでご活躍を拝見しておりました
大ベテランのアナウンサー。
ご紹介の作品は、タイトルは聞いたことはありましたけれど
内容にふれたのは初めてでした。
今回、ご紹介するにあたって、久しぶりに再読されたとのこと。
すると、はじめに読んだときと印象が違い、
登場人物の誰に共感をするのか、変化を感じたそうです。
進行はワタシが担当しましたが、
もともと素人ですし、
うまく運べていなかったのですけれど
ゲストのみなさんのトークが魅力にあふれていて
（黒澤さんをはじめ、フォローやコメントいただいたり）
よい充実の時間を過ごせました。
来ていただいた方ひとりひとりからも、
嬉しいご感想を頂戴いたしました。ありがとうございます。
今回、ご紹介いただいた作品で
既に読んだことがあるのは「ぐりとぐら」のみ（笑）
有名な作家さんや作品の名前が出ていましたが
いままで手に取るまでにいたりませんでした。
でもこうして、その作品が好きな方から直接おすすめいただくと
熱意が伝わって、とっても興味がわいてきました。
初美さんからはお持ちいただいた本を全部お借りしましたし、
「一杯のかけそば」はwebで読んで朝から目を腫らしていますし、
「犬とわたしの１０の約束」「伏」「がばいばあちゃん」
は市立図書館にあることを調査済み（笑）
自分の世界が広がって豊かになれる感じが病み付きになりそうです。
ブックトークナイトは継続企画ですね。
２ヶ月に１回くらいのペースでできたらいいなあ。
そうそう、
今回は「はじめまして絵本プロジェクト」関連企画として開催しました。
イベントにお集りの皆さんのご飲食代から一部を、
赤ちゃん・マタニティの方へ絵本を贈る資金として活用させていただきます。
ゲストのみなさん、
会場協力のBook Cafe Breatheのみなさんに
厚く御礼もうしあげます。
--------追記--------
ゲストの松谷初美さんがご感想を寄せてくださいました。
